vision
action guideline
愛を持って人に接し 和を持って仕事に従事し
人の悲しみを我が悲しみとし 人の喜びを我が喜びとする
布団のクリーニングに訪ねたお宅では、
寝たきりの高齢者様や障害のある方々が、
「あぁ、お風呂に入りたい」と、いつもため息をついていました。
何とかしたい一心で訪問入浴サービスを始めると、
みんながとても喜んでくれました。
介護には、休日も昼夜もありません。
どんなに愛情が深くても、休めなければ疲れるのです。
そんなご家族を助けたくて、
介護支援サービスや、介護施設をつくってきました。
心にゆとりが生まれると、みんなの毎日が明るくなりました。
利用者様が亡くなった時、
ご遺族が「もう一度お風呂に入れてあげたかった」と泣いていました。
そこで私たちは、
「湯灌(ゆかん)」のサービスをスタートさせました。
お湯で体を清める時間は、
故人と向き合って別れを悼むかけがえのないセレモニーです。
子どもの将来に不安を抱えるパパやママが、沢山いると知りました。
「私たちが支えなくてどうする」と、
発達に課題のある子どものための放課後等デイサービスを始めました。
友達と遊べる、自分の気持ちが言える…
子ども達は笑顔になり、周りまで幸せにしてくれます。
何歳になっても「夢」を持ち、「生きがい」を感じながら生きるための福祉へ。
認知症を予防し、介護に困る人を減らす福祉へ。
笑顔が増えれば日本はもっと元気になるはず。私たちは、そんな未来をつくりたい。
これまでの福祉は、困っている人に手を差し伸べる、
「ありがとう」「助かります」の福祉でした。
しかし、超高齢化社会を迎えるこれからの日本では、
福祉のあり方も変わらなくてはならないと、私たちは考えています。